ワセリン保湿生活は肌荒れにも効果あり！肌断食の感想も。

こんにちは。
小麦アレルギー×カフェインに敏感な旦那さんと暮らすサハラです。

アレルギー持ちの旦那様はお肌も超敏感。
小麦アレルギーの急性期にできた肌荒れが8年近く経っても完治せず、その跡の乾燥と痒み、そして引っ掻き傷のエンドレスループに悩まされていました。
引っ掻き傷に対しては塗り薬の上からガーゼで保護するようにしていたのですが負のループからは抜け出せず。

そこに最近話題のワセリンで保湿する方法を試してみたところ、すごく良かったのです！！！！！

現在、
・旦那さんは傷を治す目的でガーゼ×ワセリン
・私は肌荒れ防止策として化粧水×ワセリン
を使うようにしています。

シンプルなスキンケアを探している方の参考になればうれしいです。

ワセリンにたどり着いたきっかけ

きっかけは偶然、形成外科医・肌の再生医療の専門家である北条元治（ほうじょう もとはる）先生のYouTubeがおすすめ表示されたことでした。

• 【シミ対策】 痛くも痒くもない刺激が一番怖い！？マスクで出来るシミについて
• 【化粧水】化粧水不要論について 化粧水意味がないって本当？【医師の解説】
• 【老化】老けやすい人の特徴とは？老化の原因と慢性炎症について【医師の解説】

30代半ばの私はちょうどお肌のものすごい曲がり角に遭遇中。
さらにシミが悪化しつつあってなんとかしたい！というときでした。
現役医師のチャンネルは信頼できそうだなとなんとなく見始めました。
その中で紹介されていたのが「ワセリン塗っとけ」というお話。

北条先生は『水とワセリンで美肌になる』という本も出版されているそうです。
ですが普段の北条先生はニベアを使っていると動画の中で話していましたwあれw
肌荒れしているときは刺激の少ないワセリンを使って、普段はサラッとした使い心地のニベアだそうですよ（「ワセリン、ベタつくじゃないですか」とはっきりおっしゃっていましたw）

ですが、旦那さんの肌荒れにも良さそうだし、ワセリンだったらすぐに試せるなあと思い、早速夫婦で挑戦してみました。

ワセリンの特徴

ワセリンにはメリットがたくさん！

・顔、唇、身体、髪など全身に使える
・赤ちゃんにも使えるくらい優しい
・傷口にも使える（医薬品のワセリンを推奨）
・ドラッグストアで手軽に購入できる

北条先生によると医師の目線では「ワセリンは万能薬」とのこと。
健康な肌にも、傷ついた肌にも使えるのはありがたいですね。
詳しくはぜひ動画を見て観てください！
とてもわかりやすく解説してくれますよ✨

ワセリンのデメリット：べたつき、テカり

メリットばかりのワセリンは欠点がとても少ないです。
けれどものすごいデメリットになるのが…そう、べたつきです。
頬のあたりにつけるとテカります。
鼻のかみ過ぎで荒れた部分につけてもやっぱりテカります。
対策方法は一度の使用は少量にしてこまめに塗り直すくらいしかないみたいです。

脚や腕につけている旦那さんはあまりデメリットを感じていないようですが、顔に使っている私はいつもマスクに助けられています😭
ただ、良くも悪くもだんだん慣れてきています…
テカりが酷いままにしないよう気をつけなければ。

！！！注意！！！

「万能薬」とのことでしたがごく稀にアレルギー症状を起こす方がいらっしゃるそうなので注意は必要です。あれ、と違和感があればすぐに使用を中止して専門機関にご相談くださいね。
また、ニキビは悪化させる可能性が高いので避けた方がいいようです。

さらに「ワセリンの種類」についても気をつけたほうがいいので、『おすすめのワセリン』についても読んでいただけるとうれしいです。

ワセリンの使い方

ワセリンは清潔なお肌に使用します。
お肌にフタをして水分の蒸発を防いでくれますが、傷口に雑菌が入り込んでいるとそれも一緒に閉じ込めてしまうそう。
お風呂上がりや手洗い後などキレイな状態で使いましょう。

また、使用する量にも注意が必要。
ベタつくので米粒１つ分くらいの少量で十分です。
手のひらにとり、両手を合わせるようにして伸ばしたワセリンを優しくお肌に当て、薄く塗布します。

どのワセリンを選べばいいの？

ドラッグストアに行くと何種類かワセリンが並んでいて迷いませんか？
それぞれ異なったものになっているのでしっかりと種類を把握しておきましょう！

ワセリンは、天然成分である石油を精製して作られた保湿剤です。保湿剤としてそのまま肌に塗るだけでなく、軟膏など塗り薬のベース（基材）として使われたり、市販のリップクリームの成分にも用いられたりしています。精製度が高くなるにつれて淡い黄色から白色に変わり、肌への刺激も少なくなるのが特徴です。一般的に医療機関で処方されたり、薬局・ドラッグストアで見かけたりするものは、精製度の高い「白色ワセリン」といわれる製品です。アレルギー反応などの副作用もほとんどないと考えられており、アトピー性皮膚炎や敏感肌の人、乳幼児にも安心して使えるといわれています。

えりっh引用元：健栄製薬『【医師監修】保湿力抜群のワセリンとは？肌の保湿のメカニズムとケアの方法について』

ワセリンの分類は黄色・白色という色・精製度のほかに医薬品なのか、もしくは化粧用油なのかという区分けもされています。
一般に医薬品といえば病院で処方されるものも含み、今回のテーマでいえば傷があっても使用するために「効能」の表記に「手足のヒビ、アカギレ、皮膚のあれ、その他皮膚の保護」と明示されているものを使うようにしています。
また、化粧用油とは化粧品扱いになります。

荒れたお肌におすすめのワセリン

【第3類医薬品】日本薬局方　白色ワセリン

たっぷりと入ってコスパ抜群で購入することができます。
ボトルタイプのみの販売なので自宅で使うのに向いています。

【第3類医薬品】プロペト ピュアベール

「白色ワセリン」からさらに純度を高めた「プロペト」という種類のワセリン。
お値段は少し上がりますが敏感肌の方にもおすすめです。
チューブタイプもあるので持ち歩きにも便利。

肌断食におすすめのワセリン

肌断食として使うのであれば選べる種類はグンと広がります。

【化粧用油】大洋製薬株式会社　白色ワセリン　HGワセリン

私が普段使っているのがHGワセリンです。
ECサイトではチューブタイプも販売されているようですがドラッグストアではボトルタイプしか置いていないお店が多い印象です。
顔以外にも踵や肘、個人的に特に乾燥する内ももなんかに塗っていて、しっとり感がどんどん増してきていてうれしい。

だた、顔には化粧水も併用しています。
ワセリンだけだとやっぱり頬や口元がつっぱるので、保湿して閉じ込めるのがおすすめです。

日興リカ サンホワイト クリーム

「プロペト」の純度をさらに高めたものが「サンホワイト」と呼ばれます。
ワセリンとして販売されているものの中で1番精製度が高いものなのでその分お値段も高め。
そして1番純度が高いのに「化粧用油」に分類されます。
なのであれたお肌にも使えるのでは…と思いつつ、『肌断食』の項目でおすすめしています。

詳しくはこちらのサイトを参考にさせていただきました。

サンホワイトＰー１は白色ワセリンから刺激になる不純物を徹底して取り除いたもので、市販されてる物の中では最も純度の高いワセリンとして知られています。今まで白色ワセリンが使えなかった方の強い味方となります。

少し化粧品まけしやすいような方では、リップクリームの代用として唇に使ったり目の周りなどデリケートな部位にも使え重宝します。尚、白色ワセリンは第３類医薬品に分類されますが、一番純度の高いサンホワイトだけは化粧油として商品登録をとっていますので医薬品ではありません。しかし医薬品の白色ワセリンや眼科用ワセリンのプロぺトよりも高純度で高品質となります。

引用元：ふくろう堂薬局『サンホワイトＰー１の販売と解説』

番外編｜黄色ワセリンはできれば避けて！

ワセリンってコレ、というイメージの方も多いのではないでしょうか。

私はそういう印象だったので、実は1番最初はヴァセリンを買ってしまいました。
お手頃価格ですしね。

ですが、現役医師がこのような解説をされていました。

また、よく勘違いしている方が多いのですが「ヴァセリン」と「ワセリン」は別物です。（一般的にワセリンは白色ワセリンを指すため）
「ヴァセリン」はユニリーバ・ジャパンの商品名であり、白色ワセリンではなく黄色ワセリンです。
医療で使用されるものではなく、化粧品として販売されているものなので、間違えないようにしましょう。

引用元：暮らしニスタ『薬剤師が教える！意外と知らない…ワセリンの種類と違いとは？』

…だそうです。

実際使った感想としては石油くさいなあということ。
「開封後、時間が経つと匂うことがある」という口コミもありましたが、個人的には購入したばかりの頃から気になってしまって…
やっぱり白色ワセリン以上がいいなあと思っています。

ワセリン生活を続けた結果

痒み・乾燥・傷の緩和のために使った旦那さん

• 傷が治るペースが早くなった
• 痒みはまだ残っている
• 乾燥してつっぱっていた肌が落ち着いてきて不快感が減った
• ついでに顔もツルツルになってきたw

肌断食に挑戦した私

• ワセリンのみでは頬や口元が乾燥するのでイマイチ
• 化粧水で保湿した後にワセリンをつけるようにするといい感じに潤う
• 季節の変わりめの揺らぎ肌が毎年の悩みだったが、今年はあまり気にならなかった
• シミは消えない泣

【まとめ】ワセリンはお肌にもお財布にも優しくておすすめ

• ワセリンには医薬品と化粧品分類のものがある
• 白色ワセリン＜プロペト＜サンホワイトの順で精製度が高くなるので安心
• ワセリンはラップのように保護してくれるけれど、つっぱるので化粧水での保湿も必要

マスク生活が長引いて肌荒れは隠せるけど、擦れて肌荒れするという難しい状況が続いています。
少しでも負担の少ない方法でキレイなお肌を目指していきたいですね！
またしばらくしてからワセリン効果のレビューをしたいと思っています！
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

参考資料：
健栄製薬『【医師監修】保湿力抜群のワセリンとは？肌の保湿のメカニズムとケアの方法について』

PRTIMES『新型コロナウイルス予防の“手洗い”後、カサカサ肌には「ワセリン」を！　医学的に正しいスキンケア法を解説した電子書籍版が配信。』